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弟のこと その1

最近よくブログに登場する弟について書こうと思う。

私の弟は昔からおとなしく、人間関係が苦手な方だった。
高校時代はクラス替えを機に不登校になり、そのまま中退した。
その後は職を転々とし、一番長く勤めたところでも丸1年という短さ。

仕事上のことで少しでも注意されると「注意されたところを改善しよう」という気持ちよりも、「今度注意されたらどうしよう、どうしよう・・・」という気持ちに圧され、パニックになってしまい、逃げ出してしまうんだそうだ。

そんな暮らしを送っていく中で、将来への不安や、激しい自己嫌悪から、弟はうつ状態になった。昔から無口だった弟は、家族とは一切話をしなくなった。母親にだけは最低限のことを話していたようだが、私と父に弟から話し掛けることは全くといっていいほど無かった。

・・・私は小さいときから男のくせにおとなしすぎる弟にしばしば苛立ち、容赦なくいじめ続けてきた。本当に「鬼姉」だったと思う。

だが、私も大人になり、当時を振り返っては弟には本当に悪いことをした、本当にどうしてあそこまで弟をいじめたんだろう、今の弟の状態は私のせいではないか、と何度も自己嫌悪に陥った。どうにかして弟のサポートができないものかと思っていたが、弟から私に何も言ってこないのに私が勝手に「あーしたらどうだ、こーしたらどうだ」と口を出すわけにもいかないと思っていたため、どうすることもできなかった。

そう、それに、きっと弟は私を恨んでいるだろうし・・・

先月、私はツインズ連れて2週間ほど実家に帰っていた。
実家に帰る2日前、またしてもジュネさんに潜在意識解読をしてもらった。
※1回目の解読内容はこちら

気になっていた弟のことも少し尋ねた。
ジュネさん曰く、弟は元々おとなしいだけなんだそうだ、私がいじめたから・・・ではないらしい。
そして、なぜ私が弟をいじめたか、というと、ズバリ母親の愛情不足だと。
ジュネさんは当時の私から「強烈な寂しさ」を感じたそうだ。
確かに、母は仕事をしていたのでもっぱら私をみてくれたのは祖母だった。そこへ弟の誕生で弟に母を取られた気になったのかもしれない。父と母は不仲で喧嘩ばかりしていたし、保育園の先生もえこひいきをする怖い先生だったし、当時の私には気が休まる場所がなかったかもしれないな。

弟さんはあなたのことを恨んでなんかいませんよ。大丈夫ですよ。

ジュネさんはそう続けた。

ホッとした。

で、私は弟に対してどうしたらいいでしょう?

ごめんね、と言ったらどうですか?

ジュネさんの答えは普通すぎてびっくりした。

でも、その普通すぎることが言えない・・・。いったいどのタイミングで
子供の頃いじめてゴメンね
なんて今更のことを言えばいいんだ。
うーん、でも言わなきゃ、いやー言えない、うーん・・・。

そんな想いを抱え、実家に戻ったのだ。

・・・その2へ続く。

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