« 東京! | トップページ | アーバンウエディング その2 »

アーバンウエディング その1

先週土曜日、高校時代からの友人Cちゃんの結婚式に出席するため、3年ぶりに上京した。

朝5時に起きて、特急あずさ2号に乗った。
あずさ2号といえば狩人の名曲ですよ。

♪8時ちょうどの~あずさ2号で~♪

のちのダイヤ改正であずさ2号は上り電車となり、8時ちょうどは山梨県大月あたりを通過する地味な特急になってしまったのだが。

閑話休題。

このたび晴れて結婚式をとり行うCちゃんとはかれこれ16年の付き合い。
旦那なんかよりもずっとずっと私のことをよく知っている。
その昔アリバイ工作する際にはよくCちゃんの名前を使ったもんだ。(若かったな~)

Cちゃんの旦那様は青い目・ブロンドのアメリカ青年。
名前は・・・えーと、実名を出すのははばかられるので、ギブソン君とでもしておく。
Cちゃんとギブソンは彼女がアメリカ留学中に出会い、恋におちた。
だが、留学には期限がある。
ぶっちゃけ彼女の帰国と同時に2人は別れるものだと思っていた。
ところが、彼女が留学を終え帰国して程なく、ギブソンは「君なしではいられない」と海を越えて日本にやってきたのだ!!

一方私とCちゃんの地元は閉鎖的な新潟の片田舎。
歩いていてもまず外人なんて見かけやしない。
そんなところで

「外国人の彼がいます」

と告白されたCちゃんのご両親が狼狽したのは想像に難くない。
一家で本当に本当に深刻に悩んだそうだ。
そして2年に及ぶモラトリアム期間を経て、晴れて結婚。
皆、覚悟を決めたとのこと。

あずさ2号の中でそんなことを思い返していたら、じわっと目頭が熱くなった。
泣くにはまだ早すぎる。

東京駅に着いて人の多さに圧倒されながらも、あらかじめ予約してあった駅近くの美容院へ急ぐ。
後藤真希似の若いスタイリストさんにメイクをしてもらう。
いつも子供の世話に追われてノーメイクの精彩を欠く顔に、色が重ねられていく。
こうやって手をかけて化粧をすると、にわかに自分がイイ女になったような気がして背筋も伸びてくる。
40分後、くたびれた専業主婦の面影は見事に消えていた。

披露宴会場は丸ビル最上階のレストラン。
日本一テナント賃料が高いといわれる、あの丸ビルだ。
そのレストランっていうんだから、さぞ美味しいに違いない。
たっぷり料理を味わってやろうと意気込んで乗り込んだ。

まずフロアのアトリウムで人前式での結婚式が行われた。
キリストでも、仏でも、八百万の神でもなく、披露宴列席者の前で夫婦になることを誓うのだ。
アトリウム一面の大きな窓からはフジテレビやレインボーブリッジが見える。
まさに東京、まさにアーバン。

まずは新郎、ギブソンの入場だ。
私の横に座ったCちゃんの大学時代の友人が小さな声で

ギブソン痩せた~

と言ったのが聞こえた。
言われてみると確かにそうかもしれないな、と思った。

その後、新婦Cちゃん入場。
横にはちょっと緊張気味のお父さん。

純白のウエディングドレスを着て笑顔がまぶしいCちゃんと、浅黒く日焼けしていかにも農家のいいおじちゃん風のお父さんがバージンロードで一礼するところを見たら、何だかもうたまらなくなってしまって、まともに二人の顔を見ることができなくなった。
だから泣くにはまだ早すぎるっつの。

顔を伏せている私の横で、やはりCちゃんの大学時代の友人が小さな声で

Cも間に合ったじゃん(ダイエット)

と言ったのが聞こえた。
ホント間に合ってよかったね、と思った。

式は日本語と英語が入り混じって進行され、ギブソンが英語を話せば「おー、やはりネイティブ」という空気が漂い、またギブソンがたどたどしくも日本語を話せば「おー、がんばってるじゃん」というほのぼのした空気が漂った。

ここはレストランフロアのアトリウムという場所柄、一般のお客さんがたくさん行き来する。
足を止めて式を眺めるお客さんも多く、

ほらほら!見てみて!
旦那さん外人さんだわ!
あっらー奥さんも綺麗で背が高くて素敵ね!

というオバちゃんの声が聞こえたりもした。

長くなってしまったので披露宴については「その2」で書きます。

|

« 東京! | トップページ | アーバンウエディング その2 »

コメント

丸ビルウェディング!!
なんてセレブ~!!!
付き合いの長い友達の結婚だと、タジーさんも親心というか、娘を嫁がせる??そんな心境になりましたか?
アリバイ工作(笑)わかります!!

そんなお友達を追って来日したギブソンさん、ナイスガッツでしたね~。

それにしても日常から解放されて、セレブ体験(?)なタジーさんが裏山いいなぁ。
私の友達も、誰か結婚しないかなぁー。
そして、丸ビルウェディングしないかなぁー??

投稿: まめ | 2007年11月20日 (火) 00時31分

まめさん
今回の式は親友Cちゃんはもちろんのこと、Cちゃんのご家族の皆さんもよく存じ上げているので、なおさら感極まるものがありましたね~。

丸ビルウエディング、都会在住のまめさんがセレブ~!って思うくらいなんだから、相当なものですね!
確かに、こんな結婚式はもう2度とないだろうと思いますよ。
記事には書きませんでしたが、引き出物もおしゃれだったし。
長野の山奥に住んでいる田舎者には本当にいい思い出になりました。

投稿: タジー | 2007年11月21日 (水) 14時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東京! | トップページ | アーバンウエディング その2 »