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2008年7月

ツインズ弟の誕生まで

兄・ユウの誕生で止まってしまっていた双子の出産回顧録。
このままでは回顧が終わる前に第3子が生まれてしまうじゃないのっ!
急がなきゃ!
焦りながら思いは3年前へ・・・

それまでの回顧録はカテゴリ「双子妊娠回顧録」「双子出産回顧録」をどうぞ。

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ザーーーーーーーー という途切れることのない雨音の中、ツインズ兄が生まれた。

通常、出産してへその緒を切ったら「おめでとうございます~」と助産師さんが赤ちゃんをママの胸元に持ってきてくれるのだろうが、私の出産は通常ではない。

兄はあっという間に分娩室の隣室に連れていかれ、小児科の先生の診察を受ける。

おめでとうを言われたかどうかも覚えていない。

しかし、1人生まれたら、急に体も気分も楽になった。
「よっしゃ、あと一人だ!」と俄然やる気が出た。

程なくして再度陣痛がやってきた。

ぬぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーっ!!

最後の力を振り絞る。

私が息むのと同じタイミングで、私のすぐ隣にいたメガネ先生が私のお腹をぐぐーーーっと押した。

すると、まさに「スッポン!」という感じでツインズ弟誕生。

そしてまたしてもあっという間に隣室へ連れて行かれる弟。

しかし、今度はなかなか産声が聞こえない。
助産師さんたちが何とかして泣かせようとしている気配がする。

大丈夫かな・・・?一抹の不安がよぎる。
しばらくしてからか細い産声が聞こえたので、皆安堵した。

その後小児科のドクターがツインズの容体についていろいろ説明してくれたのだが、なんだかもうあまりよく覚えていない。
とりあえず大丈夫とのこと。
でも未熟児だし、NICUのある長岡日赤に搬送される可能性が高いということ。
それだけは理解できた。

 
ハァ・・・

全てを終えた私は分娩台の上でしばし放心状態。
初産のくせに陣痛が起こってから1時間で2人産んでしまったという超スピード分娩。
ついさっきまでパンパンだったお腹が、もうそこにはない。
なにせあっと言う間の出来事だったので気持ちがついていかない。

なんだこりゃあ・・・

というのが素直な感想。

そして、

出産て、出産て、めちゃくちゃ大変じゃないかっ!!
みんなよくこんなことを2回も3回も繰り返す気になるなー。
アタシはもうこれっきりでいい、もうこんな思いしたくないっ!

そんなことを思っていると、私の胎盤を洗っていた助産師・金田さんが「タジーさぁん、胎盤見るぅ?」と明るく言ってきた。

正直、そんなグロいもの見ても見なくてもどっちでもいいという感じだったが、なんとなく「あ・・・はい」と答えてしまった。

銀色のバットに入れられて私の胎盤ちゃんが登場。

「こっちがお兄ちゃんので、こっちが弟くんの。」

金田さんは両手にそれぞれの胎盤をびろーーーんと持ち上げてくれた。

それは、かなり衝撃的な画ヅラだった。

あれをなんと表現したらいいか、タコの頭に中尾彬のねじねじスカーフが付いたようなもの、という表現が私の中で一番適切かもしれない。

弟の胎盤の方がデカかった、というか、長かった。
それもそのはず、出生時の体重、兄・1545グラム。弟・1955グラム。
弟の方が400グラムも大きかったのだ。

 
・・・出産後はそのまま分娩台の上で2時間ほど休むことになっている。
2時間って長いかと思いきや、あっという間に時間が過ぎた。
朝5時半、私は車いすに乗せられて病室に戻った。

その間、一度もツインズの姿を見ることはなかった。

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余裕はつくるもの

3連休もいよいよ明日で終わり。

よ、良かった・・・終わってくれて・・・。

 

猛暑・妻は妊娠8ヶ月・昼寝せずに常に動きまわっている3歳ツインズ・すぐキレる旦那、

この4拍子揃えば、世間ではウェルカムな連休でも我が家にとっては地獄以外の何物でもないわけですよ。

暑いし、妊婦のアタシは行くところが制限されるし、家でのんびりしたくてもツインズは外に出たいと大暴れするし、そんなツインズに旦那がキレるし・・・

ね、嫌な連休でしょ?

 

でも旦那もがんばってくれてるのは非常によく分かる。

ただ、余裕がないだけなんだよね。

余裕がないとちょっとしたことでイライラする。

余裕は、意識して作らないといけない。

 

だから私は最近ツインズが昼寝しなくても、自分だけ寝てしまう。

その間家の中が荒らされるのは覚悟の上。

でなけりゃ気力・体力がもたないのだ。

 

一時保育なんかも迷いなく利用する。

そんでもって家の中でアイス食べながらゴロゴロしたりして。

でなけりゃイライラしてツインズにあたってしまうから。

 

この連休、土曜日だけでもツインズを一時保育に出して、私は旦那とゆっくり過ごしたかった。

がっ、

旦那は妙にまじめなところがあるから、自分がゆっくり休むためにツインズを預けるなんて罪悪感があるらしく、この提案は即却下。

その結果、連休2日終えた時点で旦那は疲れ果ててるし、日中いったい何度ツインズにつまらない雷を落としたことか。。。

そろそろ自分のパターンに気づけよ、旦那。

  

かく言うアタシも、もともと旦那とは似た者同士。

でもツインズの育児や3人目の妊娠を経験して、考え方をシフトチェンジせざるをえなくなった。

んーと、なんというか、少しわがままになった。

周りの目や「こうあるべき」ばかり気にして、今まであまり自分を・自分の家族を大事にしていなかったかもしれない。

 

ま、いっか~

 

これを口ぐせに、心に余裕を持っていきたいと思う今日この頃なのだ。

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徒然

もう寝なきゃいけないけど、

なんとなく、徒然なるままに書きたいと思う。

 

妊娠7ヶ月に入り急激にお腹が大きくなるとともに、私の平穏生活も終わりを告げた。

日々ツインズを怒鳴り散らす。

りえなの胎教は私の罵声。

 

今日は夕方なぜか泣けてきた。

自分に嫌気が差したとか、子育てが嫌になったわけじゃなく、

自分でもよく分からない涙が出た。

泣いたのって本当に久しぶりだ。

そしたら、少し楽になった。

きっと子供もたくさん泣いて心のバランスを取るのだろう。

 

「あら?双子ちゃんなの?可愛いわねぇ~」

ユウコウそれぞれは別にどうってことない顔立ちだが、どうも同じ服着て同じ大きさの子供が2人並んでいると可愛く見えるらしい。

でも、たぶん、双子を育てている家庭って、壮絶なことがたくさんあると思う。

双子サークルでのフリートーク、それぞれの家庭の修羅場を垣間見る。

眠れない授乳×2
夜泣き×2
魔のイヤイヤ期×2・・・etc。

これで夫婦仲良く子育てしろって方が無理な話だ。

ウチも例に漏れずそう。

これが双子じゃなく一人だったら、もっと平穏な日々だったろうに・・・と思うことが多々ある。

 

でも、子供は親を選んで産まれてくるという。

私と旦那は、双子を育てることができる選ばれし者なのだと思いたい。

頼む、思わせてくれ。

そしてまた、私と旦那の元にやってきたユウコウも、未熟な親の下でちゃんと育つことのできる選ばれし者なのだと。

 

本日夜10時、やっとツインズ就寝。

その後なぜか眠っているコウの両目をこじ開けた旦那。

白目をむいて眠っているコウの顔があまりにも面白く、「プププッ」と吹き出したアホな我々。

そんな些細な幸せも、またある。

 

 

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